1998年 5月 7日
道北・利尻山


8合目から見た、利尻山上部。まだかなり雪がある。
8合目から見た、利尻山上部。まだかなり雪がある。

 前日夕方、稚内からフェリーで利尻島鷲泊入り。観光案内所で鷲泊の民宿を紹介してもらう。 夜は近くの赤提灯で舌鼓を打つ。

 翌朝、夜が明けないうちに鷲泊を出発、北麓野営場を目指す。キャンプ場につくと夜が明けてきた。 キャンプ場を過ぎると登りに差し掛かる。ポン山を左にやり過ごし、どんどん高度をかせぐ。 名前はわからないがきれいな花がたくさん咲いている。

 しばらく登ると登山道に雪があらわれる。 左からの尾根に合流して登りあがると急に展望が開ける。しばらく登るとそこが8合目、長官山だ。 ここからは、利尻山上部の全容が見える。上部はまだかなり雪が残っている。 スキーがあればまだ十分山スキーが楽しめる。 しかし今回はジョギングシューズで来たので、頂上までいけるか少し心配になる。

 ここからは終始展望のよい尾根歩きだ。 しかし、雪渓のトラバースや、急斜面の雪渓登攀など、景色を楽しんでばかりもいられない。

 利尻山頂上は最高の展望だ。天気は曇りだが、島の全周囲が見渡せ、礼文島、遠く天塩の山々も見渡せた。

 帰りは来た道を戻り、利尻富士温泉で汗を流した。

タグ:利尻岳

8合目の雪渓。
8合目の雪渓。

尾根の東面に雪が残る。
尾根の東面に雪が残る。

4月上旬ならふもとまで滑れそう。
4月上旬ならふもとまで滑れそう。

ひょうたん島みたいな礼文島。
ひょうたん島みたいな礼文島。

利尻山山頂。
利尻山山頂。

山頂から見た鷲泊。
山頂から見た鷲泊。

ペシ岬。写真では見えないが、すごい数のウミネコがいる。
ペシ岬。写真では見えないが、すごい数のウミネコがいる。

ペシ岬からの利尻山と鷲泊港。
ペシ岬からの利尻山と鷲泊港。

さらば利尻山。今度はスキーを持ってくっから待ってろよ。
さらば利尻山。今度はスキーを持ってくっから待ってろよ。