GPS軌跡
奥伊吹スキー場から北西にひときわ真っ白な山が見える。それが金糞岳だ。以前から気になっていたこの山に3週間前登りに行ったのだが、折からの大雪により敗退。今回はその再挑戦だ。
前回は深い雪に阻まれ撤退を余儀なくされたが、今回は鳥越林道が入口から除雪されており、500mほど車を入れることができた。林道の雪もしまっており浅又集落跡まで1時間で到着した(前回はここまで4時間半もかかった)。
集落跡の少し先で浅又川を渡渉する。水量は少なく渡渉には問題ない。ここから北尾根の支尾根に取り付く。最初は斜度のきつい杉林をつぼ足で登るが、すぐにシール登高できるようになる。見晴らしの良い切り開きを高度を稼ぐ。藪がうるさいが登高には問題ない。しばらく登ると気持ちの良いブナの疎林となる。このあたりは雪がよければ気持ちよく滑れそうだ。
北尾根主稜線に出ると、だだっ広い雪原となり、一気に視界が開ける。ここで小休止。奥美濃の山々がよくみわたせる。
いくつかピークを越え金糞岳を目指す。浅又川側は雪庇が発達しており注意して進む。八草川側は素晴らしい斜面が広がっておりいくつも滑降ラインが取れそうである。金糞岳はなだらかなピークで、頂上からは琵琶湖、比良の山々、伊吹山、奥美濃の山々が見渡せた。奥伊吹スキー場もよく見える。
下りは雪が腐っており快適とはいえない。支尾根のブナの疎林はそこそこ楽しめたが、あとはひたすら修行だ。下部は藪がうるさくスキーを担ぎつぼ足で下る。浅又集落からはあっという間に駐車場所までたどり着く。
金糞岳はまだしばらくスキーが楽しめそうだが、湧谷山、蕎麦山はもう雪がない。三国岳、三周ヶ岳はまだまだ十分だが、池ノ又線(夜叉が池方面)はまだ除雪されていなかった。
タグ:奥揖斐、金糞岳、テレマークスキー、鳥越林道
7:00 | 鳥越林道駐車場(370m) |
7:55 | 旧浅又集落(500m) |
8:15 | 浅又川徒渉(600m) |
11:30-11:45 | 北尾根稜線(1180m) |
13:00-13:12 | 金糞岳山頂(1317m) |
14:35-14:48 | 浅又川(600m) |
14:55 | 旧浅又集落(500m) |
15:30 | 鳥越林道駐車場(370m) |
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鳥越林道入口は除雪されていた。
500m程車で乗り入れた。
浅又集落跡から金糞岳山頂を望む。
浅又川の徒渉。
北尾根支尾根下部、ヤブがうるさい。
気持ちの良いブナの疎林。
北尾根稜線上は広々とした雪原が広がる。
山頂まで北尾根をたどる、東側には雪庇が発達。
金糞岳はなだらかなピーク、西側には良い斜面がいくつも取れそうだ。
金糞岳山頂。
奥伊吹スキー場。
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