2011年 5月 6日
頸城・焼山北面溶岩台地・山スキー


5月の晴天に恵まれ、広大な焼山北面溶岩台地の滑降を楽しみました。
5月の晴天に恵まれ、広大な焼山北面溶岩台地の滑降を楽しみました。

GPS軌跡
GPS軌跡


 5月の連休に新潟・頸城の焼山に山スキーに行ってきました。

 5/5夕方、21:00に名古屋駅で福岡から遠征のぱうさんと合流し、中央高速を北上する。高速料金がどこまでいっても1,000円なので、能勢ICまで高速に乗る。能勢ICから15分程で早川の河口、さらに30分程早川を遡り笹倉温泉に2:00着。ビールで乾杯し、しばし車内で仮眠をとる。

 5時に起床し、登山口まで移動。火打山川にかかる橋まで、車で入ることができた。5:30に駐車場を出発。橋を渡るとすぐに雪道となり、シール登高開始。九折れとなった林道を登り台地の末端に登り上がる。

 台地に登ると朝日を浴びた焼山から昼闇山への連なりが綺麗に望まれた。焼山まではまだまだ遠い。しばらく台地状の尾根を巻き気味にたどるとアマナ平に着く。アマナ平は広々とした原。テントが二張りはられている。アマナ平から溶岩台地に取り付く。急斜面を登りきると焼山がグッと近くに望まれる。緩やかな尾根をたどると視界が開け北面溶岩台地に出る。

 北面溶岩台地は広大な斜面。焼山山頂まではここからまだ1,000m以上登る。遮るものがない大スケールの展望の中、高度を稼ぐ。2,000mを過ぎると傾斜が急になり、2,030m地点でスキーをデポしてツボ足で急斜面を登る。頂上まではあと少しだが、山頂直下2,300m地点で13:00となりここで時間切れ。滑落に注意してデポ地点まで下る。

 北面溶岩台地は障害物もなく、台地入口までは1,000mの大滑降だ。雨水でえぐられた溝にスキーをとられるが、展望を満喫しながら楽しく下る。溶岩台地の後も、変化に富んだ斜面を最後までスキーを脱ぐことなく駐車地点まで滑ることができた。

 今日の宿は焼山温泉。焼山を望む温泉で汗を流し、湯上がりのピールは格別であった。

タグ:頸城、焼山、テレマークスキー


5:30林道入口(520m)
6:40林道(台地入口)(800mm)
7:45アマナ平(1070m)
8:40-50溶岩台地北面入口(1250m)
10:00大曲(1600m)
11:05-11:201850m地点(1850m)
12:05-12:102030mスキーデポ地点(2030m)
12:55焼山山頂直下(2300m)
13:05-202030m地点(2030m)
14:20溶岩台地入口(1250m)
14:36アマナ平(1070m)
15:25林道入口(520m)
林道入口、火打山川にかかる橋を渡るとすぐにシール登高となった。
林道入口、火打山川にかかる橋を渡るとすぐにシール登高となった。

九折れとなった林道を登る。
九折れとなった林道を登る。

台地の登り上がると焼山が望まれる。まだまだ遠い。
台地の登り上がると焼山が望まれる。まだまだ遠い。

焼山から昼闇山への連なり。
焼山から昼闇山への連なり。

焼山を目指して台地状の尾根をたどる。
焼山を目指して台地状の尾根をたどる。

アマナ平。
アマナ平。

アマナ平から溶岩台地への取付。
アマナ平から溶岩台地への取付。

アマナ平から急斜面を登り上がると焼山が大分近くなった。
アマナ平から急斜面を登り上がると焼山が大分近くなった。

北面溶岩台地入口からみた台地の全容。
北面溶岩台地入口からみた台地の全容。

広大な溶岩台地を登る。
広大な溶岩台地を登る。

雪崩に磨かれた火打山北面。
雪崩に磨かれた火打山北面。

1500m付近。
1500m付近。

大曲付近より山頂を望む。山頂から昇る水蒸気が確認できる。
大曲付近より山頂を望む。山頂から昇る水蒸気が確認できる。

1700m付近の白樺。
1700m付近の白樺。

1850m付近で一休み。
1850m付近で一休み。

2000m付近。
2000m付近。

2030mでスキーをデポしてツボ足で登る。
2030mでスキーをデポしてツボ足で登る。

山頂直下。
山頂直下。

焼山山頂。
焼山山頂。

水蒸気を上げる東峰。
水蒸気を上げる東峰。

中央の白い山が昼闇山。
中央の白い山が昼闇山。

北面溶岩台地の全容。
北面溶岩台地の全容。

どこまでも続く広大な斜面!!
どこまでも続く広大な斜面!!

里の雪はほとんど消え、代かきが始まっていた。
里の雪はほとんど消え、代かきが始まっていた。