GPS軌跡
福岡労山RKACのメンバーと大峰・弥山、八経ヶ岳に登ってきました。台風20号の被害で坪内谷林道、R309が通行止めとなったため、天川村川合からのロングルートを歩きました。(上北山村側のR309は、山行直前の10/4に行者還トンネルまで開通しました。)
天候にも恵まれ、清々しい空気の中、紅葉の稜線漫歩を楽しみました。
登山道は台風の被害による危険箇所はほとんどなく、倒木についても弥山小屋のご主人が処理してくださってあり、通行に支障はありません。山肌には崩土の痕が何カ所を散見でき、川原小屋付近の弥山川右岸には大規模な崩壊が確認できました。弥山小屋ご主人のお話によれば川原小屋は土台ごと流されたとのことです。狼平避難小屋は被害はありませんが、川床が50cm程えぐられたようでした。
紅葉は随分と進んでいます。先週末の時点で見頃は1,700〜1,800m付近でした。八経ヶ岳山頂直下の紅葉は既に終わっていました。頂仙岳付近も紅葉が始まっています。
小屋は秋の連休だというのに、我々ともう1パーティー、単独行の方のみで、ガラガラでした。10/9の下山途中には多くのパーティーとすれ違いました。
10/9は下山後、洞川温泉の老舗旅籠に泊まりました。温泉で汗を流して乾杯し、いい気分で温泉街の散策を楽しみました。また、ちょうど龍泉寺の八大龍王堂大祭の日にあたり、柴燈大護摩供を見学することができました。
メンバーの皆さん、おつかれさまでした!
メモ:
・行者還トンネルへは上北山村側からなら通行できます。天川村側は白倉トンネル〜行者還トンネル間は通行止め継続中です(早ければ10月末までに復旧見込みとのこと)。坪内谷林道は大規模な崩土のため復旧の見込みは立っていません。
・天川村川合からの尾根沿いの登山道は問題なく通行できます。
・弥山川双門コースは川原小屋付近に大規模な崩落箇所があります。川原小屋は土台ごと流失したそうです。熊渡から白川八丁までの林道も何カ所か崩落個所があるそうです。
タグ:大峰、弥山、八経ヶ岳、天川村川合、洞川温泉
10/8 | |
6:15 | 天川村役場(607m) |
8:51-9:00 | 坪内谷林道出合(1,200m) |
10:07-10:21 | 栃尾辻(1,350m) |
12:24-12:29 | 狼平分岐(1,670m) |
12:54-13:25 | 狼平避難小屋(1,600m) |
14:34 | 弥山小屋(1,880m) |
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10/9 | |
7:00 | 弥山小屋(1,880m) |
7:30-7:35 | 八経ヶ岳(1,915.1m) |
8:00 | 弥山辻(1,870m) |
9:17 | 狼平分岐(1,670m) |
11:03-11:14 | 栃尾辻(1,350m) |
12:10-12:25 | 坪内谷林道出合(1,200m) |
14:10 | 天川村役場(607m) |
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天川村役場で準備をして出発。高低差1,300mのロングルートだ。
坪内谷林道出合で休憩。川合からここまで600mの高度差がある。
坪内谷林道出合、普段はここまで車で上がって来られる。
頂仙岳付近の紅葉。
狼平への下り登山道から見た、弥山川右岸斜面の崩落。川原小屋付近か。
弥山の紅葉。1,700〜1,800m付近が見頃だ。山肌には崩落個所が散見される。
狼平避難小屋は無事だったが、川床は50cm程えぐれたようだ。狼平避難小屋あたりも紅葉が始まっている。
2011年7月3日の狼平。
狼平から弥山に登る木道脇の崩壊。通行には問題ない。
弥山から望む八経ヶ岳山腹の紅葉。頂上付近の紅葉はもう終わっている。
弥山山頂からのご来光。
八経ヶ岳から望む弥山山頂。
八経ヶ岳から奥駈道南部方面。
八経ヶ岳から大台ケ原方面。
地面にはびっしりと霜が降りた。
稜線の紅葉。
日裏山から見上げる八経ヶ岳、明星ヶ岳の紅葉。
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