2012年 1月21日
奥揖斐・諸家〜貝月山〜ブンゲン〜品又峠・品又谷源頭周遊


品又谷は揖斐川水系坂内川の支流白川の最奥の谷だ。諸家から貝月山に登り、ブンゲン、県境尾根を周遊して来ました。
品又谷は揖斐川水系坂内川の支流白川の最奥の谷だ。諸家から貝月山に登り、ブンゲン、県境尾根を周遊して来ました。

GPS軌跡
GPS軌跡


 品又谷は揖斐川水系坂内川の支流白川の最奥の谷だ。諸家から貝月山に登り、ブンゲン、県境尾根を周遊して来ました。

 県道274号は諸家集落の奥、県道40号合流点まで除雪されていた。除雪終了地点に駐車、寝坊したため出発は8:50。

 道路沿いにしばらく進むと揖斐高原スキー場坂内ゲレンデに着く。揖斐高原スキー場は日坂ゲレンデのみの営業で、坂内ゲレンデは2009シーズンから営業していない。

 貝月山へは正面の尾根に取り付く。尾根はヤブっぽく滑降向きではない。1030mピークを越え1100mを過ぎると疎林となるが、ガスの中に入り視界がなくなった。晴れていれば素晴らしい稜線漫歩となりそうな緩やかな雪稜をしばらく進むと貝月山の山頂に着く。山頂には展望台があるが、展望は全くない。

 シールを外し日越峠まで下る。滑り出しはやせ尾根だが、途中から広い尾根となりを峠まで快適に滑降する。期待はしていなかったがやはりクサレ雪だ。

 日越峠から県境尾根に向けて、雪庇の発達した尾根を登り返す。1150mまで登ると山スキー向きのなだらかな斜面が広がる。次回の山行のために良さそうな斜面を物色しながらもう一登りすると、雪原が広がる県境尾根に出る。ブンゲンまでは県境尾根を南西へたどるが、一部地形が複雑で視界がない場合は注意が必要だ。途中奥伊吹スキー場の最上部を通り、いくつかのピークを越えるとブンゲンに着く。

 スキー場上部まで戻り、県境尾根沿いのゲレンデ跡に滑り込む。このゲレンデは何年くらい前まで営業されていたのだろうか。人気の無いバーンを品又峠まで一滑りする。日の出山へは品又峠まで少し登り返す。日の出山山頂には展望台がある。

 品又峠からは駐車地点まで林道を下った。林道上部は山腹からの雪崩に注意が必要だ。

タグ:奥揖斐、諸家、貝月山、ブンゲン、奥伊吹スキー場、品又峠、テレマークスキー


8:52県道274号除雪終了地点(600m)
9:10揖斐高原スキー場坂内ゲレンデ(700m)
10:301030mP(1030m)
11:27-11:34貝月山山頂(1234.3m)
12:00-12:05日越峠(1030m)
13:201230mP(1230m)
13:50奥伊吹スキー場最上部(1226m)
14:20ブンゲン(1259.7m)
14:38奥伊吹スキー場最上部(1226m)
15:15-15:20日の出山(1045.6m)
15:26品又峠(1020m)
16:07揖斐高原スキー場坂内ゲレンデ(700m)
16:13県道274号除雪終了地点(600m)
県道274号、除雪終了地点。
県道274号、除雪終了地点。

揖斐高原スキー場、坂内ゲレンデは営業していない。ゲレンデ奥が貝月山。
揖斐高原スキー場、坂内ゲレンデは営業していない。ゲレンデ奥が貝月山。

ヤブっぽく滑降向きでない尾根を登高する。
ヤブっぽく滑降向きでない尾根を登高する。

1030mピーク。
1030mピーク。

1100mを越えるとガスの中に入った。雪庇の発達した尾根を登る。
1100mを越えるとガスの中に入った。雪庇の発達した尾根を登る。

貝月山山頂。
貝月山山頂。

貝月山山頂から日越峠へ広い尾根を滑降する。
貝月山山頂から日越峠へ広い尾根を滑降する。

日越峠越しに見た県境尾根への登り返し。
日越峠越しに見た県境尾根への登り返し。

日越峠。静かなたたずまいだ。
日越峠。静かなたたずまいだ。

雪庇の発達した尾根を登り返す。
雪庇の発達した尾根を登り返す。

日越峠を振り返る。
日越峠を振り返る。

巨大な雪庇。
巨大な雪庇。

1150m付近。
1150m付近。

県境尾根には雪原が広がる。
県境尾根には雪原が広がる。

奥伊吹スキー場上部の静かなブナ林。
奥伊吹スキー場上部の静かなブナ林。

ブンゲン山頂。
ブンゲン山頂。

奥伊吹スキー場、ブナ林ゲレンデ。
奥伊吹スキー場、ブナ林ゲレンデ。

県境尾根のゲレンデ跡。
県境尾根のゲレンデ跡。

品又峠への下り、正面は金糞岳。
品又峠への下り、正面は金糞岳。

日の出山山頂。
日の出山山頂。

日の出山の展望台から金糞岳方面に延びる県境尾根を望む。
日の出山の展望台から金糞岳方面に延びる県境尾根を望む。

品又峠。
品又峠。

品又峠から諸家方面を望む。
品又峠から諸家方面を望む。

林道を下る。山腹からの雪崩に要注意だ。
林道を下る。山腹からの雪崩に要注意だ。