2012年 1月28日
越前・手倉山・山スキー


静かなブナ林で粉雪の滑降を楽しみました。
静かなブナ林で粉雪の滑降を楽しみました。

GPS軌跡
GPS軌跡


 福井県南越前町広野から手倉山に登ってきました。本当は上谷山がターゲットだったのですが…。。

 このエリアは初めてだったので、アプローチに苦労した。R365は南越前町までは除雪されておらず栃ノ木峠から引き返すことに。R8もR476の入口を見逃し敦賀湾へ…。結局、広野に着いたのは10時過ぎ、出発は10:32となった。本当は上谷山がターゲットだったが、今日は行けるところまでがんばることにする。

 折からの豪雪でこの辺りも大変なことになっている。尾根の末端に駐車し林道を登り始める。浄水場の前を通り少し進むとすぐに林道は終わる。スキーのトレースがついており、ありがたく使わせていただく。トレースがずっとついていれば上谷山まで行けるかもと淡い期待を抱くが、ほどなくトレースの主に追いつく。挨拶し少し話をすると、テント装備で今日は途中で泊まるそうだ。先頭を交代し、ここからは一人旅。たいしたラッセルではないが、このスピードでは上谷山は無理、手倉山まで行ければ良しとしよう。

 広野ダムを左下に見ながらヤブっぽい尾根を登っていく。やせ尾根の部分はヤブがひどく通過に苦労する。ダム湖越しに越美国境の山々が見えるはずだが展望は無い。ネットの記録を見る限り登山道はついていないはずだが、尾根には夏道のような広い窪みが続いている。昔の山越えの生活道の跡だろうか、かつてはかなりの往来があったのかもしれない。

 726mPまで登ると尾根が広くなり、ブナ・ナラの疎林となる。いい雰囲気の緩やかな尾根を登っていくが、手倉山手前の950m地点で14:30を過ぎ、ここでタイムアップ。シールを外し、登って来た尾根を滑降する。

 雪は申し分無い。今シーズン初めての素晴らしいパウダーを満喫する。上部はブナの疎林で滑降は快適だ。下部になるとヤブっぽくなるが、一部を除いて十分滑降可能だ。

タグ:手倉山、上谷山、広野、テレマークスキー


10:32広野・駐車地点(240m)
13:05726mP(726m)
14:33-14:42手倉山手前(950m)
15:11726mP(726m)
15:57広野・駐車地点(240m)
尾根下部はヤブっぽいが滑れないことはない。
尾根下部はヤブっぽいが滑れないことはない。

やせ尾根部分はヤブがひどく通過に苦労する。
やせ尾根部分はヤブがひどく通過に苦労する。

640m付近から振り返る、正面は田畑山648m。
640m付近から振り返る、正面は田畑山648m。

静かな尾根を登る。
静かな尾根を登る。

ブナ林の急斜面は激パウ。
ブナ林の急斜面は激パウ。

900mを越えるとガスってきた。
900mを越えるとガスってきた。

手倉山頂手前950m。今日はここでタイムアップ。
手倉山頂手前950m。今日はここでタイムアップ。