GPS軌跡
先週敗退した上谷山に行ってきました。
今回は素直に長浜ICから敦賀ICまで高速に乗り、すんなり南越前町広野に入ることができた。それにしてもこの積雪量、先週と比較してもさらに1mは増えている。
8:30に広野を出発。先週と同じく手倉山尾根に取り付く。今日は最初から一人旅だ。積雪が増えたおかげでヤブが隠れ、尾根下部は随分と登りやすくなった。広野ダムのダム湖も完全に氷結した。今日は高気圧に覆われ視界が良い。時折ヤブが開けると笹ヶ峰、三周ヶ岳、三国岳方面の展望が得られる。
ラッセルも快調に先週の到達地点(950m)に11:35に到着。急登を一登りすると手倉山に着く。
手倉山からは尾根上のピーク越しに上谷山の山頂が望まれる。東面は三国岳から笹ヶ峰にかけての銀屏風の展望が素晴らしい。
なだらかな尾根を県境尾根に向かって登る。県境尾根手前は大きな雪庇が発達している。1168mJPあたりはまだ小さいが樹氷が成長中だ。
JPからいったん下り、上谷山への登りに取り付く。幸い新雪が着いているが、アイスバーンだとイヤな登りだ。アイゼン・ピッケルは必携。雪庇の発達したピークを二つ越えると上谷山山頂だ。
上谷山山頂からは360度素晴らしい展望が得られる。越美国境の峰々に加え、南面には南西尾根に横山岳、西方には栃ノ木峠まで緩やかな真っ白な尾根が延々と続いている。
下山は谷をはさんだ向かいの橋立尾根を加工することにする。上谷山から1082mJPに向かって緩やかな尾根を降りるが、斜度が緩いのと新雪が重いのとでほとんどスキーが滑らない。橋立尾根は日当りがよくさらに雪が重い。1082mJPから延々と緩い下りが続き、ほとんど重い新雪をかき分け歩いて下った。橋立尾根下部はヤブが多く、通過が困難な箇所がある。山頂から駐車地点まで下るのに3時間近くを要した。
上谷山を往復するだけなら橋立尾根を往復するのが楽だが、手倉山尾根の方が雪質が良く、地形・植生も滑降向きのようだ。
タグ:
上谷山、広野、テレマークスキー
8:30 | 南越前町・広野(250m) |
10:30 | 726mP(726m) |
11:35 | 前回到達地点(950m) |
12:03 | 手倉山(1040m) |
13:17 | 1168mJP(1168m) |
13:40-13:51 | 上谷山山頂(1196.7m) |
14:12 | 1082mJP(1082m) |
14:56 | 881mP(881m) |
16:35 | 駐車地点(250m) |
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南越前町広野、先週(1/28)より1m以上積雪が増えている。
尾根上のヤブが積雪で随分と隠れ、登高しやすくなった。
広野ダムのダム湖は完全に氷結した。
640m付近から振り返る、正面は田畑山648m。
三周ヶ岳方面。
美濃俣丸、笹ヶ峰方面。
前回到達地点、950m。
手倉山より上谷山方面。
手倉山より三周ヶ岳方面。
手倉山より三国岳方面。
手倉山より美濃俣丸方面。
手倉山から県境尾根へ向けてなだらかな尾根を登る。
県境尾根手前、東側は雪庇が発達している。
県境尾根手前の霧氷。
JP直下。
県境尾根JPのモンスター、まだ小さいが。。
JPより上谷山方面。
上谷山山頂直下。
上谷山山頂より三国岳方面。
上谷山山頂より南西尾根、横山岳方面。
栃ノ木峠方面。
美濃俣丸、笹ヶ峰方面。
下降には画面中央の橋立尾根を使った。
上谷山山頂を振り返る。写真を見ると滑降に良さそうだが、重い新雪でスキーはほとんど滑らなかった。
1082mJPから上谷山を振り返る。
1082mJPから手倉山尾根。
橋立尾根へドロップイン。
橋立尾根、日当りの良い切り開きを滑降する。
ウサギの足跡とシュプール。
鰯雲。
手倉山尾根越しに美濃俣丸、笹ヶ峰。
ナメコ。
774mPあたりから尾根上にはマツが混じる。
美濃俣丸から笹ヶ峰にかけての銀屏風。
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